宝塚歌劇団 花組トップスター【永久輝 せあ】

アイキャッチ 永久輝せあ スター

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宝塚歌劇団 花組トップスターである永久輝とわき せあさん。

気品高いビジュアルに歌・芝居・ダンスと三拍子揃った舞台姿で、ファンの心を離さない永久輝せあさんは一体どんな方なのでしょうか?

このページでは、宝塚歌劇にハマり始めたばかりの初心者の方に向け、永久輝せあさんの魅力をご紹介いたします!

 

花組トップスター【永久輝 せあ】とは?

永久輝 せあ(とわき せあ)さんは、気品溢れる容姿とハイレベルなバランス感覚を持つ花組トップスター

宝塚音楽学校へ首席入学し、何でもできる優等生タイプとして早くから注目を集めて来ました。

素顔はキラキラした瞳と少年のような奔放さが魅力ですが、舞台では眉間のシワに三白眼を利かした大人の色気を放っています。

役者としても、『ドン・ジュアン』のラファエル役や冬霞ふゆがすみ巴里ぱりのオクターヴ役、『激情』のドン・ホセ役など、さまざまな役柄を演じてきました。

『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』『巡礼の年では、女役にも挑戦しました。

 

永久輝 せあさんのプロフィール

永久輝 せあ(とわき せあ)

誕生日:8月8日

期:97期生

出身地:東京都世田谷区

身長:170cm

血液型:A型

愛称:ひとこ

好きな食べ物:母の手料理、鴨肉、沖縄そば

初舞台:2011年4月『めぐり会いは再び』

永久輝せあさんは東京都世田谷区出身で、2人兄妹の妹として育ちました。

4歳からクラシックバレエ、中学・高校ではダンス部に所属していました。

宝塚音楽学校には初めての受験で合格し2009年に首席入学、2011年に97期生として宝塚歌劇団に入団し雪組に配属

2015年『ルパン三世』のルパン三世役にて新人公演初主演に抜擢された後、4度の新人公演主演を務めました。

2017年のバウ・ショーケース『New Wave!-雪-』にてバウ初(ダブル)主演を務め、2019年『PR×PRince』にてバウホール公演単独初主演。

2019年11月11日付で花組へと組替えとなり、2022年『冬霞の巴里』にて東上公演初主演、2023年『鴛鴦歌合戦 / GRAND MIRAGE!』にて花組2番手に昇格しました。

そして『激情 / GRAND MIRAGE!』にて全国ツアー公演初主演を務め、柚香光さんの後任として、2024年5月27日付で花組トップスター就任となりました。

永久輝せあさんは、97期初のトップスターとなります。

相手役には同じく花組の星空美咲さんを迎え、2024年7月御園座公演『ドン・ジュアン』にてトップコンビプレお披露目。

2024年9月大劇場公演『エンジェリックライ / Jubilee』にて、トップコンビ大劇場お披露目となります。

永久輝せあさんは、2019年11月5日より三井住友VISAカードのイメージキャラクターを務めています。

永久輝せあさんは5代目の”VISAガール”。

これまでにVISAガールを務めた方は、全員トップスターに就任しています。

イメージキャラクターとして劇場・駅・空港には巨大なポスター、雑誌等の広告に登場するだけでなく、公式HPに毎月メッセージが掲載されています。

公演時のインタビューや組子とのお話など情報満載なので、是非チェックしてみてくださいね!

 

永久輝せあさんは、読書やギター、料理や絵を描くこと、キャンプや車など、たくさんの趣味をお持ちのようです。

花組本の「何でもNo1」というコーナーでは、”多趣味No1”に選ばれたことも。

絵を描くことに関しては、主演を務めた『冬霞の巴里』の際にスタッフ用のTシャツのデザインを描いたというエピソードも。

いつでもアンテナを張っていることで、お芝居のインスピレーションに繋がるものも多いのかもしれませんね。

 

宝塚を目指した切っ掛け

宝塚音楽学校の外観

永久輝せあさんと宝塚との出会いは、中学3年の時に同級生から『ベルサイユのばら』のDVDを借りたことが切っ掛け

しばらくは趣味として楽しんでいましたが、高校2年の時に宝塚の舞台を初めて観劇したことで「ここに立ちたい!」と強く思い、音楽学校受験を決意しました。

受験までの準備期間が短かったため、4歳から習っていたクラシックバレエの教室を辞め、声楽や面接なども習える受験スクール1本に絞ったそう。

完璧でなくても後悔しないよう「とにかくやれることは全部やろう!」という強い気持ちで挑んだ結果、見事1発合格!

合格発表の際、自分の番号を見つけた瞬間に「いままで味わったことのない人生になる」「人生が変わる!」と感じたと語っています。

芸名の由来は、誕生日が同じ天海祐希さんと、宝塚初観劇となった朝海ひかるさんから「海」の文字を取り、「海=SEA=せあ」に決めたそうです。

 

家族との素敵な関係

ステージ

幼い頃の永久輝せあさんは、前に出たり目立つのがあまり得意でない子供だったそう。

習っていたクラシックバレエでも、自分にスポットライトが当たるが苦手で、すぐにライトの外に出てしまったというエピソードも。

自分一人が目立つのが苦手だった理由としては、いつも皆で喜びを共有してきた家族の影響。

家族に嬉しいことがあったときは、全員でお祝いしていたというとても仲の良い家族だそうです。

下級生の頃は前に出られないことに悩んでいたそうですが、経験を重ねていくうちに自信を持ち、「そんな自分でも良い」と思えるように。

どこにいても自然と目が行ってしまう天性の輝を持ちあわせ、心から舞台を楽しんでいるからこそ溢れ出るオーラがまぶしいスターに成長しました。

 

雪組の御曹司

永久輝せあさんは宝塚音楽学校に首席として入学したため、その頃から既に注目され始めていました。

配属された雪組では4度連続で新人公演を務めるなど、”雪組の御曹司”と呼ばれ大切に育てられてきました。

4度とも新人公演の役を演じた、当時の雪組トップスター早霧せいなさんからは多くのことを学んだそう。

早霧さんの全てをさらけ出す背中から、芸事や舞台への取り組み方など根本になることを学ばせていただいたと語っていました。

今でも迷ったときには、「(男役としての)包容力を培うのは人間力だよ」という早霧さんの言葉を思い出すようにしているそうです。

早霧せいなさんの後を引き継いだ望海風斗さんからは、たとえ先輩であっても高め合える存在だと思うことの大切さを学んだそう。

花組に異動した後、さらに学年の近い柚香光さんからは直接バトンを受け、”背中と存在の力強さ”を感じたと語っています。

覚悟や伴う責任は絶対的に変わりますが、その立場になったからといって変に背伸びをしたり、中身を変える必要はない、と。

だからといって「私はこれでいいんだ」と過信するのは違いますし、自分のなかにあるものを最大限に活性化させて、真摯に舞台と向き合い、新しいものを吸収しながらやっていけたらいいなと思っています。

引用:https://www.smbc-card.com/takarazuka/towaki/202406.html

 

相手役・星空美咲さんとのコンビ

永久輝せあさんの相手役は星空美咲ほしぞらみさきさん。花組育ちの105期生です。

2024年5月27日付で、トップスター・トップ娘役に同時就任しました。

トップスターになり更に色気が深まる永久輝せあさんと、圧倒的ヒロイン力に安定した実力を併せ持つ星空美咲さん。

お二人が相手役として初めて組んだのは、2022年の別箱公演『冬霞の巴里 』

その後、2023年に『激情 / GRAND MIRAGE!』でも主演とヒロインを務めました。

新生花組のトップコンビとしては、2024年7月にスタートする御園座公演『ドン・ジュアン』にてプレお披露目、2024年9月に本公演『エンジェリックライ / Jubileeジュビリーにて大劇場お披露目となります。

これまでも相手役としても実績を積んできたお二人が作る、新生花組に期待です!

 

永久輝 せあさんの主な舞台

【初舞台】2011年〜
2011年星組『ノバ・ボサ・ノバ / めぐり会いは再び』
【雪組時代】2012年3月〜
新人公演2012年『ドン・カルロス』
デュアルテ(本役:煌羽レオ)
新人公演主演2015年『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』
ルパン三世役(本役:早霧せいな)
2016年『るろうに剣心』
緋村剣心役(本役:早霧せいな
2016年『私立探偵ケイレブ・ハント』
ケイレブ・ハント(本役:早霧せいな)
2017年『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』
居残り佐平次(本役:早霧せいな)
バウW主演2017年『New Wave!-雪-』
バウ主演2019年『PR×PRince』
2018年バウホール公演義経妖狐夢幻桜よしつねようこむげんざくら
【花組時代】2020年1月〜
東上主演2022年ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』
全国ツアー初主演2023年『激情 / GRAND MIRAGE!』
【花組トップスター時代】2024年5月27日~
トップコンビプレお披露目2024年7月御園座公演『ドン・ジュアン』
トップコンビ大劇場お披露目2024年9月大劇場公演『エンジェリックライ / Jubilee(ジュビリー)』

 

永久輝 せあさん出演のオススメ作品

永久輝 せあさんの魅力を堪能できる作品をご紹介いたします。

 

シアタードラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/fuyugasuminopari/poster.html

『冬霞の巴里』は、2022年に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティおよび東京建物 Brillia HALLで花組により上演されました。

作・演出は、『龍の宮物語』に続き、本作が宝塚での2作目となる指田珠子先生が手掛けました。

ベル・エポックと呼ばれた19世紀末から20世紀初頭にかけてフランス・パリが繁栄した時代を舞台に繰り広げられる、美しき姉弟の復讐の物語

当時のパリは、都市文化の華やかさとは裏腹に汚職と貧困が蔓延し、一部の民衆の間に無政府主義の思想が浸透していました。

父の死後、母が叔父と再婚した後、姉弟は田舎の寄宿学校を卒業し、弟のオクターヴ(永久輝せあ)は新聞記者に、姉のアンブル(星空美咲)は歌手として生計を立てていました。

祖父の葬儀を機にパリへ戻った二人の目的は、幼い頃に資産家の父を殺害した母と叔父・ギョーム(飛龍つかさ)への復讐

古代ギリシアの作家・アイスキュロスの悲劇作品三部作「オレステイア」をモチーフに、切なくも苦しい弟と姉の絆とともに悲劇的な結末へと向かいます。

冷たい冬のパリを感じられる舞台と音楽、登場人物たちの複雑な心境を表現したお衣装にも注目です。

本作で初コンビとなった、永久輝せあさんと星空美咲さんの相性の良いお芝居を堪能できる作品となっています。

儚さの中に力強さも感じられる瞳、ひとこちゃんの魅力あふれるお芝居が堪能できる作品です。

 

全国ツアー公演『激情』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2023/gekijo/a7ouvb0000016jh7-att/a7ouvb0000016jlw.pdf

『激情』は、2023年に『GRAND MIRAGE!』とともに全国ツアー公演で上演されました。

フランスの作家プロスペル・メリメによる原作は、オペラとしても名高い『カルメン』。

宝塚版では、脚本を柴田侑宏氏、演出・振付を謝珠栄氏が担当し、1999年の初演から3度目の再演となりました。

スペインを舞台に、若き下士官ドン・ホセが自由奔放に生きるカルメンと出会い、若さゆえに愛に堕ちていく様子を情熱的に描いた物語です。

永久輝せあさんが演じる真面目で素直な青年ホセが、周囲の声も聞こえないほどカルメンへの愛に翻弄され、転落していく姿を力強く表現しています。

普段は可憐な星空美咲さんが演じるカルメンの鋭い目線と、濃厚で色気あふれる美しいダンスも見ごたえ十分。

永久輝せあさんと星空美咲さんの絡むような妖艶な芝居、そしてベテラン凪七瑠海さんが務める2役にも注目が集まります。

ひとこちゃんと美咲ちゃんのパワフルで濃厚なお芝居やダンスを楽しめる作品です。

 

花組 御園座劇場・ドラマシティ公演『ドン・ジュアン』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2024/donjuan/a7ouvb00000nwgyw-att/a7ouvb00000nwh7h.pdf

『ドン・ジュアン』は、2016年にKAAT神奈川芸術劇場公演にて雪組により上演され、2024年に再演されました。

原作は、モリエールの戯曲やモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」等で知られる「ドン・ジュアン伝説」

フラメンコをベースにした情熱あふれる名曲と共に大好評を博してきた作品で、宝塚版となる本作の潤色・演出は生田大和先生です。

稀代のプレイボーイが騎士団長を刺殺した事を切っ掛けに、愛の呪いに苦しめられながらも心から愛する女性と出逢うことで真実の愛に辿り着く物語。

永久輝せあさんは初演で村の青年ラファエルを演じましたが、再演となるトッププレお披露目公演でドン・ジュアンを演じました。

ゆるぎない愛で結ばれていたと信じていたマリアに裏切られるラファエルと、マリアに出会ったことで真実の愛を初めて知るドン・ジュアン。

恋敵となる二つの役柄を演じることで、滴るような色気を持つドン・ジュアンを魅力的に演じました。

様々な愛の形が交差するストーリーと、パワフルな楽曲が心を動かす素晴らしい作品となっています。

タカラヅカ・スカイ・ステージでは、初演でドン・ジュアンを演じた望海風斗さんとの対談も。

初演当時のお二人の苦労話など、様々な思い出話が飛び出る楽しい番組でした。

初演を観てから再演を観ることで、下級生の頃とトップの貫禄を持つ二人のひとこちゃんを楽しめます!

 

まとめ

今回は、花組トップスターの永久輝せあさんについて、プロフィールや宝塚を目指した切っ掛け、オススメの作品等をご紹介しました。

宝塚音楽学校に首席で入学し、歌・芝居・ダンスのすべてにおいて高い実力を持つ永久輝せあさん。

少年のような素顔と、大人の色気を放つ舞台姿とのギャップも魅力の一つです。

雪組の御曹司として大切に育てられてきましたが、花組に組替えとなり、2024年5月27日付で花組トップスターに就任しました。

組替えによりさらに男役としての色気が深まり、相手役の星空美咲さんと共に花組を牽引する存在として活躍しています。

 

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