宝塚歌劇団 星組トップスター【礼 真琴】

アイキャッチ 礼真琴 スター

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宝塚歌劇団 星組のトップスターである礼 真琴れい まことさん。

身体能力の高いダンスと類まれな高い歌唱力で、ファンの心を魅了し続ける礼真琴さんは、一体どんな方なのでしょうか?

このページでは、宝塚歌劇にハマり始めたばかりの初心者の方に向け、礼真琴さんの魅力をご紹介いたします!

 

星組トップスター【礼 真琴】とは?

礼 真琴(れい まこと)さんは、2019年10月14日付けで星組トップスターに就任しました。

宝塚歌劇団へ首席入団、歌・ダンス・芝居と三拍子揃った男役として注目を集め、入団11年目というスピードでトップスターに就任。

ポテンシャルが高く何でも出来る優等生なイメージですが、現状に甘んじることのない努力家です。

素顔はとても人懐っこく、上級生からも下級生からも慕われる愛されキャラ

また、『ロミオとジュリエット』ロミオ役のような青年から、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』ムケーシュ役や『アルジェの男』ジュリアン・クレール役などの影のある役柄まで、幅広く演じる事のできる役者でもあります。

『風と共に去りぬ』スカーレット役や『ガイズ&ドールズ』アデレイド役等の女役もこなし、マルチな才能を発揮しています。

 

礼 真琴さんのプロフィール

礼 真琴(れい まこと)

誕生日:12月2日

期:95期生

出身地:東京都江戸川区

身長:170㎝

血液型:O型

愛称:まこっつあん、こと、こっちゃん

好きな食べ物:辛い物、激辛料理(キムチ鍋)、餃子、みたらし団子

初舞台:2009年4月『Amour それは…』

 

礼真琴さんは東京都江戸川区で生まれ、姉と弟の3人兄弟の真ん中として育ちました。

子供の頃は子役としてドラマや映画、CM、ミュージカルなどで活躍していたそうです。

宝塚音楽学校には初めての受験で一発合格し2007年に入学、2009年に95期生として宝塚歌劇団に首席で入団し、星組に配属されました。

2013年『ロミオとジュリエット』ロミオ役にて、新人公演初主演に抜擢された後、3度の新人公演主演を務めました。

2014年にバウ初主演、2016年に2度目のバウ主演、2017年に東上初主演を果たします。

2019年に全国ツアー初主演を務めた後、紅ゆずるさんの後任として2019年10月14日付で星組トップスターに就任

相手役に舞空瞳まいそらひとみさんを迎え、2019年『ロックオペラ モーツァルト』にてトップコンビプレお披露目、2020年2 月大劇場公演『眩耀の谷〜舞い降りた新星〜 / Ray-星の光線-』にてトップコンビ大劇場お披露目となりました。

また、2019年より『菓匠三全・萩の月』のCMイメージキャラクターに起用されています。

宝塚大劇場と東京宝塚劇場では、「星組公演オリジナルパッケージ」が毎公演発売されています。

【宝塚歌劇団星組 礼真琴出演】2021仙台銘菓 萩の月「東京仙台散歩・芝公園篇」

プレイベートで礼真琴さんが愛してやまないペットは、柴犬のさぶろーくん。

きっかけは、ファンの方から頂いた柴犬のぬいぐるみだったそう。

あまりの可愛さに豆柴カフェで動き回る姿を見て決意を固め、その足でペットショップへ行って即決したそうです。

名前の由来は、2018年星組大劇場公演『ANOTHER WORLD』で、礼真琴さんが演じた徳三郎とくさぶろうから取ったそう。

初めてのお世話やしつけに忙しかったそうですが、舞台とプライベートとの気持ちの切り替えが更にできるようになり、毎日がとても充実しているそうです。

2021年7月号の宝塚グラフには、さぶろーくんとの毎日が写真付きで盛りだくさんに紹介されています。

 

柚希 礼音さんの存在

 
 
 
 
 
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礼真琴さんは小学校高学年からバレエ教室に通い始め、先生に勧められたのをきっかけに宝塚歌劇を初観劇。

2005年の星組公演『龍星』柚希礼音さんに強烈に惹かれ、「同じ舞台に立ちたい!!」という強い思いと共に宝塚音楽学校を受験しました。

2009年に宝塚歌劇団入団後は、幸運な事に同じ星組に配属され、柚希礼音さんのトップお披露目公演から星組生として舞台に立つことに。

『ロミオとジュリエット』ロミオ役、『眠らない男・ナポレオン』ナポレオン・ボナパルト役、『黒豹の如く』アントニオ・デ・オダリス伯爵役と、柚希礼音さんの役柄を新人公演の主演として3度も射止めました。

スペシャルライブ『REON!!』や退団公演のショー『Dear DIAMOND!!』では、礼真琴さんが女役として柚希礼音さんとデュエットダンスを踊る場面も。

柚希礼音さんの退団公演『黒豹の如く』では、髪型やお化粧だけでなく心情の流れなどについても、細かく指導してもらったそう。

そして柚希礼音さんの男役イズムを受け継いだ礼真琴さんは、着々と階段を上り続けました。

更には、柚希礼音さんのターニングポイントとなった『THE SCARLET PIMPERNELスカーレット ピンパーネルショーヴラン役、そして再演の『ロミオとジュリエット』ではロミオ役も務めました。

入団前から憧れていた方と同じ組に配属されるだけでなく、新人公演や再演で同じ役を演じ、同じく星組のトップスターに就任するというシンデレラストーリーのような宝塚人生ですよね。

しかし元々高いポテンシャルを持つ礼真琴さんではありますが、それだけでは主演を射止める事はできません。

何事も器用に出来てしまう分悔しい思いもし、理想の自分を超えるために、誰よりも血の滲むような努力を続けて来られたのでは無いでしょうか。

そんな礼真琴さんの事をずっと目にかけてきた柚希礼音さんは、星組トップスターお披露目公演の際にはとても感激されたようです。

礼真琴さんは宝塚の受験前からお手紙とかくださっていたんですよね。『龍星』(2005年)を見てファンになって、宝塚を受けることにした…ってお手紙をくれてたあの子が入ったらしい!となって、星組になったらしい!となって(笑)。星組に入って来た時が『大王四神記』(2009年、柚希さんの御披露目公演)だったんですよ。それからみるみる成長して、私の役をするまでになって…。そしてトップ御披露目なんですから、もう、開演前から泣いてしまうと思う!

出典:https://metropolitana.tokyo/ja/matisowa/009

 

芸名の由来も、柚希礼音さんから「礼」の一文字をもらったそう。

礼真琴さんが宝塚を目指したきっかけでもあり、切っても切れない関係であるのが柚希礼音さんなのです。

 

身体能力の高いダンス

礼真琴さんといえば、特に注目したいのがダンス力

2010年の宝塚初演『ロミオとジュリエット』では、ダンスのみで表現する役に、わずか研2で抜擢

2011年『ノバ・ボサ・ノバ』では初めてショーの場面を任されるなど、下級生の頃から大注目されてきました。

優雅でしなやかなダンスからパワフルなダンスまでどんな種類もこなし、バリバリと踊りながらも声量たっぷりに歌い上げる事もできる類まれなパワーの持ち主です。

中でも2019年ESTRELLASエストレージャスで話題に上がったのは、若手メンバーを率いてセンターを務めた「BACK」の一場面。

原曲はK-POPのINFINITEインフィニットで、宝塚のショーの中でもかなり激しいナンバーです。

一切の呼吸の乱れを見せない身体能力の高さは、元サッカー日本代表だったお父様譲りなのかもしれませんね。

ダンスだけなく、吐息混じりに歌い始める魅力的な歌声にも注目です!

  

圧倒的歌唱力

礼真琴さんは、低音から高音まで自在に操ることのできる歌唱力も魅力です。

2011年の『オーシャンズ11』では、研3でカジノホテルのシンガー・マイク役を演じ、パンチのある力強い歌声を披露しました。

そして2017年の『THE SCARLET PIMPERNELスカーレット ピンパーネルで演じたショーヴラン役は、低音域の楽曲や怒鳴るような台詞が多いため、発声や歌唱を一から学んだそう。

その努力の甲斐もあり、劇場中に轟き渡る低音ボイスで難曲を歌い上げました。

また、ショーヴランといえば初演で演じた柚希礼音さんという印象が強く、元月組トップの龍真咲さんも元花組トップの明日海りおさんも演じた出世役

配役を知った時には、喜びよりも不安の方が勝ったそう。

目標にしてきた柚希礼音さんが演じた、ショーヴランの印象を取り払うことにとても苦労したそうです。

自身初のコンサートとして、2021年に舞浜アンフィシアター公演VERDADヴェルダッド!!』が上演されました。

VERDAD”とはスペイン語で真実

真実の歌・踊り・演技を追求し続けていく礼真琴さん率いる、星組の魅力が盛りだくさんに詰め込まれたスペシャルなショーです。

一幕は過去の星組のショー作品から宝塚の名曲を、二幕はポップスやミュージカルナンバーという2部構成となっています。

 

タカラヅカ・スカイ・ステージ開局20周年を記念した、礼真琴さんによるテーマソング『SKY Hi!!』も配信中です。

 

また、トップお披露目を記念したアルバムが発売中です。

これまでに歌ったナンバーから、礼真琴さんご自身がセレクトしライブ音源で収録した曲と、ブックレットには撮りおろしの写真付き

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

相手役・舞空瞳さんとのコンビ

礼真琴さんの相手役は舞空瞳まいそらひとみさん。花組育ちの102期生です。

2019年4月29日付で花組から星組へ組替えし、同年10月14日付で星組トップ娘役に就任となりました。

ファンからはことなこと呼ばれており、二人とも首席入団という高い実力を持つトップコンビです。

下級生の頃から歌やダンスにと大注目されてきた礼真琴さんと、しなやかなダンスと愛らしく快活な笑顔が魅力の舞空瞳さん。

礼真琴さんの高いダンス力に、しっかりと付いていけるパワーの持ち主でもあります。

ポテンシャルの高いお二人が魅せるデュエットダンスは、アクロバティックでパワフル

一瞬で引き込まれてしまうほどの素晴らしさです!

2021年のコンサート『VERDAD!!』では、お二人のパフォーマンス力の高さと共に仲睦まじい雰囲気も新たな発見となりました。

 

礼 真琴さんの主な舞台

【初舞台】
2009年宙組『薔薇に降る雨 / Amour それは…』(宝塚大劇場のみ
【星組時代】2009年8月〜
新人公演主演2013年『ロミオとジュリエット』
ロミオ役(本役:柚希礼音)
2014年『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯に-』
ナポレオン・ボナパルト役(本役:柚希礼音)
2015年『黒豹の如く』
アントニオ・デ・オダリス伯爵役(本役:柚希礼音)
 
バウホール主演2014年バウホール公演『かもめ』
2016年バウホール公演
『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』
東上主演2017年シアタードラマシティ・日本青年館公演『阿弖流為-ATERUI-』
全国ツアー主演2019年全国ツアー公演『アルジェの男 / ESTRELLASエストレ―ジャス〜星たち〜』
【星組トップスター時代】2019年10月14日〜
トップコンビプレお披露目2019年梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL公演
『ロックオペラ モーツァルト』
トップコンビ大劇場お披露目2020年大劇場公演眩耀げんようの谷〜舞い降りた新星〜 / Ray-星の光線-』
2020年梅田芸術劇場公演『エル・アルコン-鷹- / Ray-星の光線-』
2021年大劇場公演『ロミオとジュリエット』
2021年舞浜アンフィシアター公演VERDADヴェルダッド!!』
2021年大劇場公演『柳生忍法帖 / モアー・ダンディズム!』
2022年御園座公演『王家に捧ぐ歌』
2022年大劇場公演
『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)- / Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
2022年全国ツアー公演『モンテ・クリスト伯 / Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
2022年大劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~ / JAGUAR BEAT-ジャガービート-』

 

礼 真琴さん出演のオススメ作品

礼真琴さんの魅力を堪能できる作品をご紹介いたします。

 

星組シアタードラマシティ・日本青年館公演『阿弖流為-ATERUI-』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/aterui/poster.html

高橋克彦さんによる長編歴史小説火怨かえん 北の燿星ようせいアテルイ』初のミュージカル化として、2017年に宝塚歌劇団星組が上演しました。

主人公の阿弖流為あてるい役を演じたのは、本作で東上初主演となる礼真琴さん、ヒロインの佳奈役を演じたのは有沙瞳ありさ ひとみさんです。

平安時代初期の東北地方を舞台に、故郷を守るために蝦夷えみし(=東北方面や北海道に住む人々)の若き指導者である阿弖流為

仲間と力を合わせ、坂上田村麻呂率いる朝廷軍を打ち破っていくというストーリーです。

友情や恋の場面も描き、臨場感のある映像を駆使した迫力のある立ち回りも見どころ!

当時は2番手でしたが、今後星組を牽引していくであろう礼真琴さんと、蝦夷を率いる若きリーダー阿弖流為の姿が重なって見える作品となりました。

また、阿弖流為の良きライバルとして登場した坂上田村麻呂役には、同期として星組で共に研鑽を重ねてきた瀬央せおゆりあさん。

ストーリーと共にキャスト陣も見応えのある作品となっていますので、ぜひ映像でご覧ください!

  

礼真琴さんを語る上でマストな作品!ぜひご覧頂きたい公演の一つです。

 

星組梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL公演『ロックオペラ モーツァルト』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2019/rockoperamozart/poster.html

2009年にフランスのパリで初演され、フランス国内ツアーやヨーロッパツアーで通算150万人を動員、世界各地で上演されている人気ミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』

日本では2013年に日本初上演、宝塚歌劇では2019年に星組により上演されました。

作曲は、『太陽王』『1789─バスティーユの恋人たち』『アーサー王伝説』『CASANOVA』等、宝塚でも上演された作品を多く手掛けて来たドーヴ・アチアさん。

主人公ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役を演じたのは礼真琴さん、モーツァルトの妻となるコンスタンツェ役を演じたのは舞空瞳さんです。

お二人は本作にて、新トップコンビプレお披露目となりました。

音楽を愛し、恋と自由を追い求めた稀代の天才音楽家・モーツァルトの半生をドラマティックな楽曲と共に描いた物語。

演目の発表時から、礼真琴さんにピッタリの作品ではないかという期待が高まっていました。

難しい楽曲を難なく歌い上げ、はつらつとしたパワーのある役柄を魅力的に演じ、期待値を遥かに超える素晴らしい公演となりました。

また、舞空瞳さんの愛らしい表情と躍動感のあるダンスが場面を盛り上げ、新トップコンビの相性の良さが発揮されたプレお披露目公演となりました。

 

礼真琴さんのずば抜けた歌唱力と舞空瞳さんのダンスに、斬新で色彩豊かなお衣装も楽しめます!

 

星組大劇場公演『ロミオとジュリエット』

出典:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/romeoandjuliette/poster.html

世界で最も愛されてきた愛の物語であるウィリアム・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」を元に、2001年にフランスで生まれた同名ミュージカル。

日本国内では、小池修一郎先生の潤色・演出により2010年に宝塚歌劇団星組にて日本初演となりました。

素晴らしい楽曲と切なくも美しいラブストーリーで人気を博し、2011年に雪組、2012年に月組、2013年に再び星組にて再演。

2021年星組大劇場公演『ロミオとジュリエット』は、5回目の再演となりました。

主人公のロミオ役を演じたのは礼真琴さん、ヒロインのジュリエット役は舞空瞳さんです。

礼真琴さんは2010年の初演で役に大抜擢、2013年には役とベンヴォーリオ役の2役を役替りで演じ、新人公演でロミオ役を務めました。

そして今回の公演で、星組トップスターとして再びロミオ役に挑戦することに。

元々の海外の公演には「愛」という役は存在しなかったため、演出の小池先生は誰にしようかと考えていたそうです。

そこで稽古場でしなやかなダンスを踊る礼真琴さんが目に止まり、配役を決めたそう。

当時の礼真琴さんはまだ研2だったため、お手本のない役にとても苦しみ投げ出したい気持ちでいっぱいだったと後に語っています。

更に再演では2度目の役ということで、前回の自分を超えなければならないというプレッシャーが襲います。

もう一役のベンヴォーリオ役は歌唱に悩み、新人公演では初主演のロミオ役に大抜擢という、一気に成長しなければならない公演だったようです。

そんな礼真琴さんの成長と共に挑戦し続けてきた本作のロミオ役を、トップスターらしく光り輝くオーラで若々しく演じました。

 

役替りのあるA日程とB日程ともに映像が出ており、それぞれ違う雰囲気を楽しむことが出来る作品です。

 

まとめ

今回は、星組トップスターの礼真琴さんについて、ダンスや歌の魅力、オススメの作品等をご紹介いたしました。

元星組トップスターの柚希礼音さんに憧れ、宝塚歌劇団へ首席で入団。

歌・ダンス・芝居と三拍子揃った男役として注目を集め、入団11年目というスピードでトップスターに就任しました。

身体能力の高いダンスと類まれな歌唱力で、公演の度に客席を圧倒しています。

素顔はとても人懐っこく、上級生からも下級生からも慕われるような愛されキャラ

相手役である舞空瞳さんとのデュエットダンスは、アクロバティックでパワフル!

公演ごとにパワーアップしていく礼真琴さん率いる、星組の今後がますます楽しみです。

 

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