宝塚歌劇に興味を持ったら、いくらでチケットが買えるのか気になりますよね?
宝塚のチケットって、やっぱり高いのかな…?
宝塚のチケットは1,500円〜12,500円なので、国内ミュージカルの中では良心的な料金なんですよ。
このページでは、宝塚歌劇のチケット料金についてご紹介いたします。
後方の席や立見席、学割なども利用すれば、コスパ最強のチケットが手に入ることも。
また、宝塚歌劇はリピート率の高いファンが多いため、なるべくチケット代を抑え、上手にやりくりしている方も多くいます。
合わせて、チケット代を抑える方法もご紹介しますのでお楽しみに!
宝塚歌劇のチケット料金について
宝塚歌劇のチケット料金は、1,500円〜12,500円と幅広く設定されています。
最安値は東京宝塚劇場の2階後方の《立見席》で、料金はなんと1,500円。
大幅に値下げされることはありませんが、座席を選べば安く観ることが可能です。
割引については、《宝塚友の会》に入会すると、指定公演のみ500円引きで購入することができます。
学生であれば、春休みや夏休み限定の《学割》や、《大学生協》にて割引価格での購入も可能。
また、初めから劇場での観劇ではなく、映画館での《ライブビューイング》や《ライブ配信》を視野に入れれば、もっと気軽に宝塚歌劇に触れることができます。
なお、基本的なチケットの購入方法については、下記の記事を参考にしてみてください。
宝塚歌劇の基本料金
はじめに、宝塚歌劇の基本料金(本公演)についてご紹介いたします。
宝塚大劇場 | 東京宝塚劇場 | |
SS席 | 12,500円(194席) | 12,500円(137席) |
S席 | 8,800円(1,408席) | 9,500円(1,446席) |
A席 | 5,500円(475席) | 5,500円(230席) |
B席 | 3,500円(473席) | 3,500円(266席) |
2階最後列 | 2,000円(42席) | 2,500円(42席) |
立見席 | 2,500円(約20席) | 1,500円(約20席) |
宝塚大劇場(兵庫県)と東京宝塚劇場(日比谷)では、S席・2階最後列・立見席の料金がそれぞれ異なります。
2階最後列については、宝塚大劇場は2階17列・東京宝塚劇場は2階16列となります。
1番座席数が多くメジャーなS席で8,800〜9,500円、A席で5,500円。
東宝ミュージカルはS席15,000円・A席10,000円、劇団四季(会員料金)はS席9,900〜12,100円・A席8,250〜9,350円なので、国内ミュージカルの中で比較すると良心的な料金設定となっています。
(もちろん、それぞれの劇団のシステムや魅力は大きく異なります)
また、他には無い豪華絢爛な舞台や衣装、質の高い公演、通年で公演していることを加味しても、お値段以上の体験ができると言えるのではないでしょうか。
次に、最も良心的な料金である《立見席》について、そして《当日券》があるのかどうかについてもご紹介いたします。
立見席
本公演が上演される宝塚大劇場と東京宝塚劇場のみ、《立見席》を販売しています。
《立見席》のチケットは、他の座席同様に《宝塚歌劇Webチケットサービス》にて購入することができます。
以前は他の座席が売り切れた場合のみ、当日券としてチケットカウンターにて販売されていましたが、現在は他の座席同様に事前に購入することができます。
料金は、宝塚大劇場は2,500円・東京宝塚劇場は1,500円と、最も良心的な料金となっています。
2つの劇場で料金が異なる理由については、宝塚大劇場は1階席(A席/5,500円)の後方、東京宝塚劇場は2階席(B席/3,500円)の後方となるためです。
販売枚数は20枚程度で、立見の位置については、それぞれ下記の印の辺りとなります。
立見席は座席表には記載がなく、劇場の床の番号が振られた箇所に立つことになります。
立見のメリットとデメリットについては、それぞれ下記になります。
東京宝塚劇場は2階後方で舞台からかなり遠く、傾斜があるため高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。
コスパが良いのは、1階A席(5,500円)の真後ろで観ることができる宝塚大劇場かと思います。
以前は複数列があり、一人ひとりの幅も狭かったようですが、現在は1列のみで1人分のスペースに余裕があるようです。
休憩時間を除く約2時間半と長丁場になるため、立っているのが苦でない体力のある方にはオススメです。
当日券
《当日券》の販売については、以前は劇場前に並ぶ先着順で販売されていました。
現在は残席がある場合のみ、《宝塚歌劇Webチケットサービス》にて当日でも購入することができるようになっています。
新人公演
最後に、《新人公演》について簡単にご紹介いたします。
新人公演は、本公演と同じ演目を入団7年目までの生徒のみで行う公演で、若手育成の場です。
そのため本公演よりも料金設定が低くなっています。
主に出演者のご家族や関係者、生徒のファンが観劇しますが、一般の人も観劇することができます。
チケットの入手方法としては、《宝塚歌劇Webチケットサービス》の第一次抽選での申込みとなり、一般販売に出回ることはほとんどありません。
宝塚大劇場 | 東京宝塚劇場 | |
SS席 | 5,300円 | 5,300円 |
S席 | 4,200円 | 4,200円 |
A席 | 3,000円 | 3,000円 |
B席 | 2,500円 | 2,000円 |
2階最後列 | 1,500円 | – |
立ち見 | 2,000円 | 1,500円 |
若手のみが出演する公演となるため、初心者の方向けではありませんが、チケット料金の種類の1つとしてご紹介させて頂きました。
チケット代を抑える方法
宝塚歌劇のチケット代を抑える方法について、いくつかご紹介いたします。
- 安い席を狙う(B席や立見席)
- 宝塚友の会に入会する
- 学割
- 大学生協
- ライブビューイングで観る(映画館)
- ライブ配信で観る(スマホ・パソコン・テレビ等)
- おけぴ(チケット譲渡・交換掲示板)
1. 安い席を狙う(B席や立見席)
はじめにご紹介するのは、ごく一般的な方法となりますが、安価な席を購入するという方法。
B席以下であれば、3,500〜1,500円で観劇することが可能です。
1番座席数の多いS席8,800〜9,500円が大半となる中で、比較的手を出しやすい料金なのではないでしょうか。
宝塚大劇場 | 東京宝塚劇場 | |
SS席 | 12,500円(194席) | 12,500円(137席) |
S席 | 8,800円(1,408席) | 9,500円(1,446席) |
A席 | 5,500円(475席) | 5,500円(230席) |
B席 | 3,500円(473席) | 3,500円(266席) |
2階最後列 | 2,000円(42席) | 2,500円(42席) |
立見 | 2,500円(約20席) | 1,500円(約20席) |
客席後方のため舞台から遠い席ではありますが、宝塚大劇場・東京宝塚劇場は横に広く作られているため、どこからでも舞台全体が見える配置となっています。
デメリットとしては、2階席の後方だと大階段の上部が見切れてしまうのと、音響が少し悪いという点になるかと思います。
舞台から遠くても宝塚歌劇の雰囲気を味わってみたい場合や、複数回観たい場合などにオススメです。
2. 宝塚友の会に入会する
《宝塚友の会》に入会すると、割引指定公演を500円割引で購入することができます。
割引指定公演は、宝塚大劇場・東京宝塚劇場の“平日2回公演日の2回目公演”(予定)で、「先行販売」での購入に限り、S席・A席・B席が500円割引となります。
基本的には、宝塚大劇場は火曜日と木曜日の15:30公演・東京宝塚劇場は火曜日と木曜日の18:30公演が対象です。
※祝日等を挟む際は変動しますので、抽選申込みの際にご確認ください。
3. 学割
宝塚歌劇の公式から案内される年に数回のタイミングで、《学割》の販売があります。
タイミングは不定期で、主に春休み・ゴールデンウィーク・夏休みの指定期間となるようです。
対象はお子様と学生(3歳~大学生・専門学校生)の方で、A席・B席を一律1,000円〜1,500円引き。
なお、貸切公演・新人公演を除く対象期間内の公演で、一般前売の残席がある場合のみの販売だそう。
4. 大学生協(関西のみ)
関西の大学生協では、宝塚歌劇のチケットを特別価格にて購入することができます。
料金は、A席・B席がそれぞれ1,500円引き。
対象公演のみの枚数限定となるため、人気の公演は即完売になるそうです。
関西の大学に在学中の方は、大学生協のホームページまたはサービスカウンター等で確認してみてください。
5. ライブビューイングで観る(映画館)
宝塚歌劇の公演のうち、指定の公演のみ全国各地の映画館で《ライブビューイング》が行われています。
《ライブビューイング》の対象公演は、本公演(宝塚大劇場と東京宝塚劇場)の千秋楽、トップスターが主演を務める別箱公演、ディナーショーなど。
購入できるプレイガイドは「チケットぴあ」のみで、料金は4,700円+手数料となります。
会員登録(無料)が必要で、販売方法は“先行抽選販売”と“一般販売”。
中でも都心の映画館(日比谷・六本木・新宿・渋谷・上野など)は人気のため、先行抽選への申込みがオススメです。
映画館の大きなスクリーンと迫力ある音響により、劇場にも劣らない臨場感を楽しむことができます。
ゆったりとした座席で気楽に観れるので、いきなり劇場へ行くのは気が引ける方や、観たかった公演のチケットが完売していた場合などにオススメです。
6. ライブ配信で観る(スマホ・パソコン・テレビなど)
宝塚歌劇の公演は、基本的に全ての公演で《ライブ配信》が行われています。(版権が厳しい作品を除きます)
宝塚歌劇の動画配信サービス《タカラヅカ・オン・デマンド》の「楽天TV」「U-NEXT」「d TV」から選択可能で、料金は3,000〜3,500円。
スマートフォンやパソコンから気軽に観ることができるので、宝塚歌劇をお試しで観てみたい方にもオススメです。
また、新人公演もライブ配信で観ることができます。
気軽に観られるとはいえライブ配信ですので、同時刻に劇場で上演されている公演の臨場感を楽しむことができますよ。
なお、おうちでライブ配信を楽しむ際には、テレビ画面で視聴できるAmazonの“Fire TV Stick”が断然オススメ!
テレビのHDMI端子に挿してwifiに繋ぐだけで簡単にセットアップすることができ、《タカラヅカ・オン・デマンド》の「楽天TV」「U-NEXT」「d TV」にも対応しているため、ライブ配信を大画面で楽しめます。
7. おけぴ(チケット譲渡・交換掲示板)
《おけぴ》は、定価以下限定の個人間譲渡交換掲示板です。
主に演劇やミュージカル、コンサートなどに行けなくなってしまった方のチケットを救済するサービス。
公式の方法ではないため強くはお勧めできないのですが、こういうサイトも存在しているという事をご紹介しておきたいと思います。
基本的には“定価以下限定”というルールの元、当人同士で譲渡や交換が行われていますが、中にはトラブルも発生しているようですので、利用する際は慎重に確認することをオススメいたします。
また、宝塚歌劇の公式からも下記のような注意喚起が出されていますので、入場できない場合もあるということを頭に置いた上で利用してください。
入場者に対する本人確認を不定期に実施し、万一、転売・交換サイト等で購入されたチケットであると判明した場合は、ご入場をお断りいたしますので、あらかじめご了承くださいませ。
引用元:宝塚友の会 チケット取扱いに関するご協力のお願い
まとめ
今回は、宝塚歌劇を安く観る方法についてご紹介いたしました。
宝塚歌劇のチケット料金は、1,500円〜12,500円と幅広く設定されています。
最安値は東京宝塚劇場の2階後方の立見席で、料金は1,500円。
大幅な割引はありませんが、後方の席や立見席などの座席を選んだり、学割なども利用すれば、安く観劇することが可能です。
また、初めから劇場での観劇ではなく、映画館でのライブビューイングやライブ配信を視野に入れれば、もっと気軽に宝塚歌劇を楽しめます!
宝塚歌劇はリピート率の高いファンが多いため、1回はS席で観劇し、後の複数回はA席やB席などでチケット代を抑えるなど、上手にやりくりしている方も多くいます。
なるべく費用を抑えて、無理をせず宝塚ライフを楽しみましょう。
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